2026/05/11 10:53
さて、GWが明けたということで前回もちょろっと話していた26ss商品についてお話できればと思います。
全型はちょっとあれなので、かいつまんで何型か紹介しますね。
では早速。
まずはTシャツについて。


・Gradation Embroidary T-Shirt
毎シーズンTシャツは出そうと思っているのですが、このTシャツはプリント、グラフィック系のTシャツではなく染めと刺繍の技法が施されているクラフトを詰め込んだTシャツになります。
まず、生地。
生地は度詰めの綿天竺を使用しています。肉厚がきちんとあり結構タフめな素材です。
肌触りもとてもよいです。
サイズ感は肩を落とし、身幅をきちんと取り、オーバーサイズ目に作っています。(そこまでドカッとオーバーではないです。)
インナー使いというよりは1枚でラフに着るということを想定したつくりになっています。
裾にフリンジを付けているため1枚着の方が見ばえがいいかなと。
染下の真っ白い生地の状態でTシャツを作り、そこから染めに入ります。
染めもただ染めるのではなく、一度全体を1色に染めてから抜染という技術を用いてこのグラデーション感、フェード感を表現しています。
Tsugimeの染加工はいつもお願いしている関西の染職人さんの手によって一つ一つ加工されています。




機械ではない手だからこそのムラ感がたまりません…
一点一点に若干の個体差があるため同じ型のTシャツでもほんの少しのアソート感が楽しめると思います。
ちなみになぜグリーンとパープルの色展開かというと、まずグリーンから決まったのが裏話で。
自分はよく電車を利用するため駅を行き来するわけですが、駅のグリーンに惹かれまして…


こんなような。緑。
駅の床下や壁などにグリーンが多く使われていることに気づきまして。
よく緑は目に優しいといいますが、きっとそういう理由があるんじゃないかなと。
きっと出来立ての駅の緑色はもっと鮮やかで綺麗なグリーンだったと思うんです。
それがだんだん人が靴で踏み、手で壁に触り、土や汚れが付き、色がだんだんと違うグリーンへ変化していく。
そういうことを考えたときに、このグリーンのフェードというかグラデーションというか、変化を染めで表現できるな、と思ったのが構想の始まりでした。
パープルに関してはグリーンと2色展開で出すなら一番お互いが良く見える色だなと感じたからです。
結果、パープルは想像以上に仕上がりが良く、より、これだ!となりました。

この花はアマリリスという花です。
アマリリスの花言葉は色によって様々ですがメインには“輝くばかりの美しさ”があります。
少しの肯定や自信を、自分も含めて、感じてくれたらいいなと思いこのアマリリスを選んだわけです。
この花のデザインは自分が好きな植物画家のルドゥーテの作品をサンプリングし、自分で書き直したグラフィックを刺繍として落とし込みました。
計7色の糸を使い、絵画のようなタッチを残しどこか懐かしさや温かさを感じられるような刺繍にしました。
と、きちんと真面目に解説?紹介?してみました。
次も何かしらについてやろうと思います。
※だいぶ日にち開くかもしれません。

最後の最後までどちらにするか悩んだくらい色味が美しかったパープル。
私物として重宝します。

